頭をからっぽにしてたんたんと手を動かして、麻ひもでバッグを編むのにハマっている。
かぎ針編みは1ミリも経験がなかったのだけどなぜかある日突然「やってみたい」と思って、まず先に本を買った。表紙のバッグがかわいいなと思って。それまで一度もやったことがなかったのに、なぜかできそうと思って。
はじめは細編みからはじめてみた。
100円均一ショップでかぎ針とコットンの糸を買ってきて、本を見ながら手を動かしてみた。む、むずい。でもおもしろい。
「細編み 基本」とかでYouTube検索して、いくつか動画を見ながら真似してみて、往復で編めるようになってきたところで、買った本に載っていたベーシックなトートバッグを編んでみた。
なんとかかたちになった。
細編みしかできないけど、バッグが完成したのは嬉しかった!
それからすっかりハマって、今みっつめのトートバッグが完成を迎えている。トートバッグばっかりだけど底のかたちがちょっとずつ違うのでいろいろ学びもあった。糸の種類も変えてみた。ひとつめの反省を活かしてふたつめを編み、また課題がみえたのでそれを意識しながらみっつめを編んだ。
そういえば、ソフトウェア開発をはじめたばかりの頃、先輩に「3回つくれ」って言われたっけ。3回同じものをつくると、作り方がわかっていいものが作れるようになるらしい。
そういえば、昔からハマると同じものを何度も何度も作っていたっけ。シュークリームとかクッキーとか、上手に作れるようになるまで何回も作った。
回数重ねればどんどん上達していくの、単純に嬉しいんだよね。
細編みしかできないけど、細編みができればじゅうぶんいろんなものが作れそうなことがわかって、以前買った夏の帽子やカバン、大叔母が作ってくれたブランケット、雑誌で見かけるカバンなど、どういう構造で作られているのかわかるようになってきて、自分でも作ってみたいものが増えてきた。
この流れ、料理とソフトウェア開発と似てる。
かぎ針編みはほんの少しの隙間時間を使って進められるし、材料を手に入れるのが容易だし、腐らないし、頭をあんまり使わないし、子どもたちの相手をしながら進めることもできるので、料理よりソフトウェア開発より今の私には合っている。
しばらくかぎ針編みでいろいろ作っていこうと思ってます。
たくさんできたらバザーとかに出せばいいかな。
バザーってまだあるの?
「これとこれが似ている」って感覚、おもしろいですね〜!3回つくるのはなるほどです。
バザーは、今は「フリマ」と呼ばれて存続しているイメージがあります。自分の中では「ホットケーキ → パンケーキ」「バイキング → ビュッフェ」「ジーパン → デニム」とかと同じで、平成から令和にかけて呼び名が変遷していったシリーズに見えています😂